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ツバルの森の環境コミュニケーション

よくあるご質問

1.ツバルの森が提供するカーボン・オフセットプログラム全般について

Q1.グリーン電力証書が対象としている自然エネルギーは何ですか?また、どのように調達しているのですか?

A1.現在、ツバルの森は、個人住宅を中心とした太陽光発電事業者のネットワーク「NPO法人 太陽光発電所ネットワークPV-NET」と提携し、主に太陽光発電によるグリーン電力証書を提供しています。太陽光発電は、発電設備の製造過程の中でもCO2排出量が少なく、製造時に要するエネルギーを2年程度で回収できることから、地球環境に最も優しい自然エネルギーの一つであると考えています。

Q2.植林「ツバルの森」はどのように植林が実施され、保全管理されているのですか?

A2.ツバルの森は、植栽地の地元森林組合等と提携し、「ツバルの森」の植林及び保全管理等の業務を委託しています。

Q3.ツバルの森が提供するCO2排出量「ツバル-カーボンクレジット」はどのような種類のクレジットですか?また、どのように調達しているのですか?

A3.「ツバル-カーボンクレジット」は発展途上国へのCO2排出量削減プロジェクトを通じ、国連が認証したCER (Certified Emission Reduction)クレジットを対象としています。ERクレジットは、CDM(クリーン開発メカニズム)等に知見が深く、信頼がある仲介会社や卸売会社より調達しています。

Q4.各カーボン・オフセットプログラムの価格体系や在庫の状況はどのようになっていますか?

A4.【グリーン電力証書について】
1kwhあたりの価格は15~20円程度で、価格は契約量、契約期間等によって異なります。また、太陽光発電は、グリーン電力の中でも人気が高いため、提供できる量に限りがあります。そのため、お客さまの希望購入量によっては、量を確保できない場合があります。詳しくはお問い合わせください。

【植林「ツバルの森」について】
1本あたりの単価は、数千円程度で、本数や植林地、樹種等によって異なります。植林は苗木の確保や植林作業スタッフの手配、その後の管理の委託等、事前に多くの準備が必要となるため、期間を区切って募集をしています。募集期間内に多くのご依頼をいただくと、次回の募集期間までお待ちいただかなくてはならない場合があります。詳しくはお問合せください。

【CO2排出量「ツバル-カーボンクレジット」について】
CO2排出量はグローバルな排出量取引マーケットの動向により、1トンあたりの価格は変動します。それに準じて、ツバルの森が提供するクレジット価格もその時の状況により異なります。100トン単位でご購入いただく場合、1トンあたり2,000円~5,000円を大まかな目処としてお考えください。
また、「ツバル-カーボンクレジット」が対象とするCERは、現在、大手商社や金融機関等がCDMプロジェクト開拓のビジネスを拡大させているため、一定容量の供給量は確保されています。また、相対取引によるマーケットが確立しているので一定水準の流動性が確保されています。そのため、10,000トン単位の大口注文でも、機動的に調達することができます。詳しくはお問い合わせください。

なお、全カーボン・オフセットプログラムの価格につきましては、上記の各カーボン・オフセットプログラムの金額に加えて、手数料等がかかります。また、パンフレットやノベルティ等を制作する場合には、オプション費用がかかります。

Q5.グリーン電力証書、植林、排出量の3つのカーボン・オフセットプログラムのどれが一番よいのですか?

A5.各カーボン・オフセットプログラムはそれぞれ特徴が異なるため、どれが一番いいと一概に申し上げることはできません。CO2を1トン相殺するためにかかるコスト、調達の機動性、手続きにかかる時間や工程等で比較すると、各プログラムにおいて、それぞれ長所と短所があります。ツバルの森は、お客様の予算やニーズに合わせて、最適な組み合わせでご提案します。詳しくはお問合せください。

Q6.カーボン・オフセットプログラムを行った際の証明書や成果物は何ですか?

A6.各カーボン・オフセットプログラムをお申込みいただいたお客様には、シリアル番号等を記載した証書等に加えて、HPや会社案内、お客様の商品等にお付けすることができるロゴマークや、お客様の取組みを多くの方にアピールするためのPRコンテンツをパッケージでご提供します。

Q7.グリーン電力証書や植林はCO2排出削減量としてカウントすることはできますか?

A7.現在、日本政府の国別登録簿におけるCO2排出量削減として組み入れられるものは、国連で認証されたCERクレジット等に限られているため、グリーン電力証書や植林等の自主的な取組みは、直接カウントすることはできません。ただし、自主的に削減目標を設定している企業や団体様は、活動の成果として自社目標の中の成果として組み入れることは可能です。また、温暖化対策推進法に基づく報告では関連情報として記載することもできます。

2. 透明性の高い事業運営を行うためのツバルの森の取り組みについて

Q1.各カーボン・オフセットプログラムに対して支払ったお金の流れはどのようになっていますか?

A1.【グリーン電力証書について】
お客様がツバルの森にお支払いいただいた代金の一部は、グリーン電力証書発行業者(例:NPO法人太陽光発電所ネットワーク)へ支払われます。グリーン電力証書発行業者は、グリーン電力認証機構への申請業務等の事務コストを差し引いた分を、自然エネルギー発電事業者(当該例だと、太陽光発電を行う個人等)へ支払われます。

【 植林「ツバルの森」について】
お客様がツバルの森にお支払いいただいた代金の一部は、「ツバルの森」の植林及び管理業務等を委託している植栽地の地元森林組合等へ支払われます。地元森林組合等はその代金を苗木の調達や植林作業員の手配、植林後の管理業務(10年から30年の一定期間)等のために使用します。

【 CO2排出量「ツバル-カーボンクレジット」について】
(国別登録簿に管理口座をお持ちのお客様)
お客様がご購入されるCO2排出量の代金をお支払いいただいた後、当該CO2排出量をツバルの森の管理口座(仲介の場合は相手先の管理口座)からお客様の管理口座へ移転する申請を行います。
(ツバルの森の管理口座から政府の償却口座への移転によってオフセットするお客様)
ツバルの森は日本の国別登録簿において環境省及び経済産業省が管理するCO2排出量の管理口座を取得しています。ツバルの森はCER等のクレジットを購入し、ツバルの森の管理口座で保有しています。お客様からオフセット費用としていただいた代金は、一旦ツバルの森が厳重に管理し、3ヶ月毎にお客様のオフセット量に応じてクレジットを割り当て、当該クレジットをツバルの森の管理口座から日本政府の償却口座へ移転申請を行い、償却(相殺)します。

Q2.カーボン・オフセットプログラムによって、本当にオフセットが実行されているかどうか、チェック機能はあるのですか?

A2.ツバルの森は、皆様からより高い信頼を得るために、カーボン・オフセットプログラムの適正性について第三者機関より監査を受けています。具体的には四半期毎に、ツバルの森が提供するグリーン電力証書の適正性、グリーン電力証書の名義変更手続きの適正性、CO2排出量のツバルの森の口座内における記録や移転状況の適正性、CO2排出量の日本政府の償却口座への移転手続きにおける適正性等の監査を受け、その結果を皆様へご報告します。

3. カーボン・オフセットに対するツバルの森の考え方

Q1.ツバルの森は、カーボン・オフセットという手法をどのようなものと考えていますか?

A1.Carbon Offsetを直訳すると、二酸化炭素(carbon dioxide)の打ち消し(offset)という意味で、自分の出したCO2を、排出量削減プロジェクト等で実現した削減分と相殺する仕組みです。ツバルの森では、省エネによってCO2排出量を減らす努力ももちろん大事ですが、自助努力だけでできることには限りがあるので、どうしても削減できないCO2を他の人(他のプロジェクト)と連携して、お金を投じることで効率よく排出量を減らすという手法は有用だと考えています。

4. その他

Q1.CO2排出量を算定したい場合、どのように計算すればよいのでしょうか?

A1.ガソリンや電気、ガス、水道など、様々な消費エネルギーをCO2排出量に換算するCO2排出係数という数値が各機関より公表しています。これらのCO2排出係数を消費エネルギーと掛け合わせることで、CO2の排出量を算出できます。

Q2.ツバルの森のカーボン・オフセットプログラムは個人でも購入できますか?

A2.ツバルの森のプログラムは、現在、企業、自治体、NPOなど、法人格のある団体様を対象としています。個人のお客様向けのプログラムは現在準備中です。

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